ポリグライ+スカーフ
CR7です。S4お疲れ様でした。
S4は序盤からレートを上げることが出来ていて調子は悪くなかったのですが、終盤に失速してしまったので構築の軸にしていたポケモンのみ簡潔に紹介しようと思います。
ポリゴン2 @進化の奇跡 図太い アナライズ
H244B164D100
197アイアンヘッド3耐え
200PFサイキネ2耐え
イカサマ/放電/れいとうビーム/自己再生
技構成は毒々やトリックルームなどシーズンを通して色々試したが、対ギャラドスやボーマンダへの性能を落とさないために切れる技が無かった。序盤はトレースで採用していたが、トレースが活きる場面よりもアナライズが活きる場面のほうが圧倒的に多い。終盤はアナライズへの変更に伴い対ギャラドスへの性能を上げるため、もう少しBに厚く配分していた。
H212A156B4D132S4
145-106コケコ 地震で確定1発
地震/ギロチン/守る/羽休め
カプコケコやCSメガゲンガーに地震をミリ耐えされることがあまりにも多かったためAに配分する慎重。ギルガルドの霊Zを耐えることが乱数になったがポリゴン2 を仲介することで安全に繰り出すことができる。霊Zギルガルドの減少もありグライオンで霊Zを受けることはシーズンを通して一度も無かった。技構成はナットレイやテッカグヤといった毒の通らない鋼を倒せるハサミギロチン。ポリゴン2 +グライオンの並びで対応できる相手が非常に多く、受け2枚+抜きエースの並びが強力であった。
使っていたスカーフ枠として
カプテテフ@拘りスカーフ
ウツロイド@拘りスカーフ
が挙げられる。
カプテテフはサイコフィールドにより圧倒的に数値の面で強力なポケモンであり、カプテテフは動かすだけで強いポケモンであると認識しているためスカーフ枠としても最も強いのが個人的な意見。スカーフテテフは鋼の後出しを許し、そのケアが難しいとされていたが環境に存在する鋼ポケモンであるギルガルド、メタグロス、テッカグヤ、ナットレイ、ヒードラン、ジバコイル等々には全てポリゴン2 +グライオンの後出しで全対応できるため鋼がいても選出を歪められることがなかった。逆にテテフは相手の鋼タイプを半強制選出させるほどの力があるため相手の選出が読みやすくなった。ポリゴン2 にトリックルームを持たせ眼鏡とスカーフをコロコロ入れ替えながら使っていた。
ウツロイドはカプテテフと似て非なる性能を持つポケモンである。このポケモンも鋼タイプの後出しを容易に許すポケモンであるが、ポリグライを起点にしてくるリザードンやウルガモスに後出しから強く出ることが可能である。スカーフ枠としての性能は一つ落ちるが特性ビーストブーストにより抜きエースとしては十分な働きを見せてくれた。
S4はサイクル環境であり終盤にかけてサイクルを咎める積みが流行っていたのは理解していたがポリゴン2 +グライオンの並びを捨てきれず、結果として思っていたようにレートを伸ばすことが出来なかった。環境の流れを読み取り柔軟に構築を変化させていく重要性を改めて感じた。
主に使っていた残りの3体
両刀メガボーマンダ
ミミッキュ@霊Z,妖Z
ギルガルド@残飯
TwitterID:CR7_xxxx
ルカリオ入り北陸予選ベスト16
CR7です。真皇杯北陸予選で使用した構築記事になります。ルカリオミトムの並びが多くの構築と打ち合えると思い構築を組みました。
耐久調整は行わずに瞬間火力を求めたためAS振り切り。地震はギルガルド引きが読める場面、冷凍パンチは増えてるグライオンやマンダ引きが読める場面に。ポリゴン2 +グライオンorギルガルド絡みの構築が多いと思い、それらを倒す技構成。ルカリオを使うために構築を組んだためルカリオの選出率を上げる地震は必須だった。NNはらだなおきのこのポケモンをスクリーンに映したかったが夢叶わず散った。
ロトム@突撃チョッキ 控えめH220C196D4S84
197捨て身2耐え C11n
耐久ベースのランドやグライを抜けるS実値117
放電/ボルチェン/めざ氷/ドロポン
アシレーヌやカプレヒレ入りにカバルドンを出した際の引き先として採用。増えてるHDベースのグライやランドロスを抜けるまでSに振った。リザやコケコが初手の地面ポケモンを誘うため初手出しがよく刺さった。
地震/欠伸/守る/怠ける
ミミッキュを始めとした物理ポケモンを受けきるためHB振り切り。リザやガルドで11を取る場面が多くなると想定し、詰めやすい守るを採用したが、扱いが難しく身がわりを持ったボーマンダが重くなってしまったため他の技のほうが良かった。
配分はこちら
http://shinyapoke.hatenablog.com/entry/2017/05/22/200443
オバヒ/めざ氷/ソラビ/ニトチャ
初手に出して多くのポケモンと打ち合えるHBベース。オバヒを連打しないといけない場面が多く、ニトチャよりも安定した打点になる放射が欲しい場面が多かった。4試合に選出したが1日で3回オバヒを外すほど連打した。
ギルガルド@霊Z 意地っぱりH140A124S244
200フィールドサイキネ3耐え
197地震最高乱数以外耐え
霊Z+影打ちでガブ高乱
剣舞/影打ち/シャドクロ/聖なる剣
テテフを受けつつ切り返せる霊Z。クレセドランや誘うナット入りをメガ以外で崩すS振り聖剣。ヘラクレセドラン等の崩し、受けループ、増えつつあるロトム系統の崩しを意識したが、S振りが活きる場面が少なく、聖なる剣は一度も使わなかった。キングシールドが欲しい場面が非常に多かったが、上記の構築に対応するために役割を待たせすぎて中途半端なギルガルドになってしまった。
カプコケコ@拘りスカーフ 陽気H28A252S228
竜舞2回した最速ギャラドス抜き
ここまであまりにも受け思考が強く、キノガッサや催眠術を持ったゲンガーが辛いためフィールドを張って対応できるコケコを採用。ロトムがいることやCSメガゲンガー、舞ったギャラドスやウルガモスを処理するため試験的に物理で採用した。試運転の際は上記のポケモンがいれば活躍したが、オフでは1度もキノガッサ、ギャラドス、ウルガモス入りに当たらなかったため選出は1度だけだった。ガブリアス入りにこのポケモンを出すとカバの欠伸が入らず、剣舞で一気に崩されるため要注意。
5/27真皇杯北陸予選で使用
予選4-2 1位通過
決勝トーナメント1回戦落ち
ベスト16
快くコケコとリザードンの個体を貸してくれたぱやぱや君とぴか様ありがとうございました。
久しぶりのオフでしたが、たくさんの方と話すことが出来て楽しかったのでまた機会があれば参加したいと思います。
S3 正統派メガメタグロスタン 最高最終2115
CR7です。S3お疲れ様でした。
S3で使用した構築の紹介になります。
使用した並びが以下の通り。
【コンセプト】
メガ進化ポケモンとして最も種族値が高い一体であり、環境にいるフェアリータイプの多くに有利を取れるメタグロスから構築をスタート。Z技は等倍で受けきることが困難なため、数値受けではなくパーティ全体でのタイプ相性による受けを採用した。自身が攻めきって勝つ構築を得意の色としているため、上から攻撃することで追加効果に期待できるメタグロスやサザンドラでの崩しを基本とし、運負けよりも運勝ちを引き寄せれるように組んだ。
環境が多様化しているため、地雷要素を採用せずシンプルで強い構築を目指した。
【個体紹介】
159(28)-197(252)-151(4)-X-131(4)-173(220)
H16n-1
準速メガボーマンダ抜き
・サザンドラ@拘り眼鏡 浮遊 控えめ
167-X-110-194(252)-111(4)-150(252)
流星群/悪の波動/火炎放射/大地の力
B<D
・ランドロス@拘りスカーフ 威嚇 陽気
165(4)-197(252)-110-X-100-157(252)
183(220)-84-98(20)-192(228)-139(20)-83(20)
197捨て身タックル高乱耐え
222ヘドロ爆弾高乱耐え
4振りバンギラス抜き
・ミミッキュ@気合の襷 化けの皮 意地っ張り
131(4)-156(252)-100-X-125-148(252)
じゃれつく シャドークロー 影打ち トリックルーム
・ヒートロトム@炎Z 浮遊 控えめ
153(220)-X-127-172(252)-128(4)-110(28)
オーバーヒート/毒毒/めざめるパワー氷/ボルトチェンジ
B<D
一般的なカプレヒレ抜き
※王冠未使用、DL対策優先のため努力値4余り
【個別解説】
コンセプトにある最も数値の高いメガ進化枠として構築の軸で採用。上から攻撃することで怯みの追加効果に期待できるアイアンヘッドが非常に強力であり、積極的に攻撃の試行回数を増やすことを意識した。このポケモンはカバルドン、ナットレイ、ギルガルドといったポケモンで比較的容易に受け切ることが出来るという認識がプレイヤーに蔓延していることを逆に活かし、序盤から中盤にかけての有利対面は積極的にサザンドラへの釣り交換を行った。
地震を打つ相手は立ち回りでカバーできるが雷パンチが無いと困る場面が多いため雷パンチを採用。具体的にはブルルドヒドイデへの崩しなどが例に上がる。このポケモンはBDが非常に高いため、少しでもHに振ることに意味があると思い、ミラー意識の地震を切ったことに伴って少しHに振ったが、配分に関してはSに振り切ったほうが良いと感じた。期待していたほど運勝ちを引き寄せることが出来なかったのは残念だった。
メタグロスが前述した受けポケモンを誘うため拘り眼鏡を持ったサザンドラを採用した。環境にフェアリータイプが多いが、カプコケコ程度ならば悪の波動2発で倒せるため気にならなかった。このポケモンはメタグロスとは違い、コンセプトにある上からの攻撃回数を増やすことにより怯みによる運勝ちを引き寄せることができた。2100に乗った試合では流星群で3体倒してくれる素晴らしい活躍だった。
蜻蛉返りにより強気にサイクルを回すことが可能であり、タイプ相性や数値の高さからランドロスを採用した。地面タイプを電気受けとするならば、地面タイプが削れた場面でも電気タイプの上から攻撃できることが重要であると考えるため拘りスカーフを持たせた。
ここまで相手のバシャーモが非常に重く、当初は数値が高くフィールドのアドバンテージを相手に一方的に取らせないカプレヒレを採用していたが、コンセプトにある攻撃して勝つというムーヴに合わなかったため、強力な崩しを行えるアシレーヌを採用した。対面から多くのポケモンに11以上が見込める点は優秀だが、最終日2日前から使いだしたため不慣れな部分が多く、特にレート2000帯の相手はしっかりと初手アシレーヌの動きを警戒してくるため上手く扱いきることが難しかった。バトンタッチを用いたギミック系統の構築やオニゴーリが一定数いたため、それらを咎めるために滅びの歌を採用した。
タイプ受けをしにくい構築相手やストッパー枠としてミミッキュを採用した。こちらが拘りアイテムを所持したポケモンを2体採用しているため、起点にされた際に切り返せるトリックルーム。トリックルームはアシレーヌとの相性にも優れ、体力僅かのアシレーヌも簡単に切らずに大切に扱う動きを心掛けていた。タイプ相性では受け切れない高火力も特性+気合の襷によりカバーできる点が強かった。
個人的にS3最強のポケモン。パーティ内での相性補完に優れながら環境上位に多くいたカバリザY、コケコランドグロス、マンダナットレヒレといった構築を1体で崩しにいくことが可能である。コンセプトにマッチする攻め切って勝てるポケモンでありながら、炎Zを持たせることで対面性能がグッと上がり腐る場面が全く無かった。炎ZはH振りカバルドン程度ならば高乱数で倒せるほどの指数を出せる。毒毒は構築単位で重いカビゴンやポリゴン2への処理ルートとして重宝し、受けループへの崩しにも使うことが出来た。今後もっと増えてもいいポテンシャルを感じたポケモンである。
基本選出
相手の構築に合わせて柔軟に対応するため特に無し。選出の偏りも無く満遍なく選出していた。ただ素早さの早いメタグロスかランドロスを出さないと勝ち筋の計算がしにくいため、どちらかは選出することが多かった。
重い構築
受けループ
3回に1回勝てればいいくらい勝てません。逆に言えば受けループ以外の全ての構築には勝てると思っています。
重いポケモン
ポリゴン2とは違い、木の実+欠伸があるため怯みでの突破が難しく毒や滅びを絡めないと突破が難しい。9割方選出される。
上を取れるのがランドロスしかおらず、タイプ相性では受け切れない。メタグロスは最速で採用するべきだった。
【最後に】
Special thanks
多数の個体を貸してくれたハオちゃん ありがとう
S3使用ロム しんじ
最高最終2115 最終31位
追加
本構築を用いてライバロリ氏主催の7000人規模の第1回バロラーカップ10戦全勝して6位でした。
信用可能ルカリオ 改と体験談
CR7です。
シーズン1で使用した信用可能ルカリオの調整をシーズン3の環境に合わせて調整し直した記事になります。シーズン1で使用したルカリオの調整はこちら。
http://xxcr7xx.hatenadiary.jp/entry/2017/01/17/194428
【調整の見直しについて】
シーズン1以降ツイッターで私に信用可能ルカリオ使っていますと報告してくださる方がチラホラいました。こういったことを言われるのは素直に嬉しく、その時は感謝の気持ちのみ述べて終わっているのですが、同時に現環境ではもっと良い調整案があるとも思っていました。ルカリオの調整を見直そうと思った部分としてシーズン1とシーズン3ではいくつか環境が変わった点があります。
・カプコケコへの役割
・メガメタグロスの増加
・カミツルギの増加
この3点に注目しました。カプコケコについてはルカリオの仮想敵にするには電気Zやボルトチェンジを考慮すると仮想敵から外し、地面タイプに引くことが安定択となるため仮想敵から外しました。この3点を踏まえ信用可能ルカリオ 改の調整を考えました。
性格:無邪気
特性:正義の心→適応力
努力値:H4A108B124C20S252
実数値:146-179-124-163-81-180
技構成:インファイト/バレットパンチ/ラスターカノン/真空波or身がわり
〜ダメージ計算〜
ミミッキュ 156妖精Z最高乱数以外耐え
ミミッキュ 156霊Z+影打ち耐え
メガボーマンダ 197捨て身高乱耐え(75%)
ゴツメダメ×2回+インファイトで無振りメガメタグロスを中乱数(50%)
ラスターカノンで145-136カプテテフ確定1発
ラスターカノンで171-110メガボーマンダ確定2発
最速
【基本的な動かし方】
まず全てのルカリオの動かし方として初手に投げる動きはしない。このポケモンはドンボルチェンや死に出しによって2体目から投げることで相手のポケモンに高火力で負荷を与える動きが最も強いからである。現環境において今回の信用可能ルカリオ改の仮想敵にあげたメガボーマンダ、メガメタグロス、ミミッキュ(呪い以外の型)はあまり初手に投げる動きをしないし、ルカリオが誘うスカーフカプテテフも基本的には裏から出てくるポケモンである。裏から投げて有利対面ラスターカノンを打ち、後出しされるメガボーマンダやカプテテフを倒し対戦を有利に進めたい。
シーズン3において150戦ほど今回紹介した型で使っていましたがギルガルドがいないパーティにはボーマンダがいてもカプテテフがいても積極的に動かすことが出来て使いやすかったです。ルカリオに興味を持っておられる方は一度使ってみてはどうでしょうか。
【雑談コーナー】
ここからは完全に余談になります。
本日ツイッターでポケモンが強くなるための記事をいくつか目にしました。その記事のほとんどが強者と絡むことによって強くなったというものであり、私自身その考えを否定する訳ではありませんがツイッターを始めたばかりの方や現在あまりポケモンが強くない方などは所謂強者と呼ばれる方に少し絡みにくい印象があるかもしれません。ですが私はそんなに深く考えなくてもいいと思っています。
これからは自分の実際の体験談の紹介です。
まず私がツイッターを始めたのはORAS時代のシーズン11?が終わった頃でした。当時の私は最高レート2080程度で弱くはない数字ですが強者と呼ぶには程遠い数字でした。ちょうどその頃ツイッターでからりん杯という複数人によるチーム戦の大会があり、面白そうだと思った私は参加しようと思いました。ですがツイッター始めたての私には仲の良い方がおらず、当時数少ないFF20人程度からメンバーを探していたところワジャイナ氏というポケモン強者の方に声をかけてみました。彼からすれば私と絡んだ経緯も無かったのですが大会に参加しましょうと声を掛けると快くOKしてくれました。また、先日ポケモン実況者のライバロリ氏と2人で遊ぶ機会がありました。ライバロリ氏との経緯は長くなるので省きますが、ライバロリ氏も遊びに誘ったところ快くOKしてくれました。2人に共通して言える点は2人とも絡んできた人間を蔑ろにはしないということです。例に出した2人以外にも私が知る限りツイッターで絡んできた方を蔑ろにする人は少ないと思っています。皆さん現実世界で友達を作るときに難しいことを考えたり、狙って行動してますか?ツイッターでも難しいことを考えずに気軽に色んな方に絡んでみてはいかがでしょうか。当然絡む側の人間が敬語を使うのは当たり前ですし、常識持ってマナーよく使えばツイッターは距離の近い良いSNSだと思います。たまにこれが出来てない方が見受けられますがその場合は冷たい対応されても文句は言えませんし、私自身絡みのない方にいきなりタメ口で話されるとイラっとします。
私は礼儀正しい方は来るもの拒まずの精神なんでドシドシ気軽に絡んでくださると嬉しいです。皆でポケモン界をもっと盛り上げていきたいですね。
【最後に】
私生活に少し余裕が出来たためシーズン3は頑張ります。
理想と現実
7世代ではメガ+Z枠+行動保証の選出が強いと以前は話題になっていた。だが、ここ最近はあまり聞かなくなった原因の1つに実際の対戦環境ではこれだけでは上手く動かせないことが1つ挙げられる。環境が定まっておらず上手く組めない現実を諦めるのではなく、この考えについてはもっと試行錯誤する価値がある。
メガ×2+Z枠×2+一般枠×2で構築を組んだ際にメガ+Z+一般枠で選出できるパターンは8通り。8通りの選出があればほぼ全ての構築に対応することが可能だと考えるためひたすらこの並びと向き合うことも有りだと思う。綺麗な構築を組む理想を追い求め続けた先に光が差し込む。メガ+Z+行動保証のみの並びを追い続けるのは6世代でいうガルガブゲンボルトバシャスイクンの並びを追い続けるのと通じるものがある。もっと理想を追い求め続けて足掻いていきたい。
【構築例】
ボーマンダ@メガ 最速両刀
ゲンガー@メガ 鬼火祟り目
霊獣ボルトロス@電気Z
ウルガモス@無Z
ゲッコウガ@スカーフ
【解説】
メガ枠:出し負けた際の誤魔化しが効く初手性能の高さと終盤の抜き性能を評価してこの2体。この2体のメガ枠に通じる部分として威嚇+鬼火というZ枠が積み技を積む隙を作ることが可能。相手のサイクルを崩した終盤のメガ枠としての速度の速さと技範囲の広さを評価。
Z枠:Zクリスタルを持ちつつ積み技を使用することで相手のサイクルを崩すことを狙う。物理相手には威嚇や鬼火を用いて、ほぼ全ての特殊相手にはこの2体は対面から積むことが可能でありメガ枠との相性も良いため採用。
一般枠:初手でボーマンダとゲンガーが不利対面を取る相手には比較的テッカグヤの後投げが安定する。持ち物は最低限のサイクルしか回さないため残飯ではなく削りを行えるゴツゴツメット。コンセプトとしてテッカグヤを採用する際に炎や電気受けとしてガブリアスを採用する場合はZ枠での採用となる。ゲッコウガはメガ+Zで相手のサイクルを崩した上での抜き性能に期待してスカーフ。蜻蛉返りを用いることで初手にメガ枠+ゲッコウガの選出ルートを確保できる。
現実世界で理想を追い求め続けると30歳を越えても結婚出来ない欠陥人間になってしまうから気を付けたい。
7世代ガルクレセ 構築サンプル
ガルーラ@メガ 陽気
181-177-120-120-167
猫 捨身 地震 不意打ち
削りの猫と最大火力の捨身。打つ相手の多い地震。ミミッキュがパーティ全体で通りがいいため好き勝手させないための最速。配分は火力を最大限に高めつつ勝ち筋を計算し易い最速。
クレセリア@ゴツメ 図太い
227-189-95-151-105
サイキネ れいB 毒 月光
パーティ全体を対面で固めたときに相手の対面+サイクルに対し後手を取ってしまうと感じたため、こちら側がサイクルの選出をすることで五分以上で戦うことができる。スカーフテテフや拘り地面技の一貫を切れること、物理特殊を幅広く受け切れることなど数値でもタイプでも非情に優れている。技構成は剣舞バシャに隙をみせない超技、竜への打点で氷技、耐久崩しの毒、高速再生技。
ガブリアス@襷or竜Z 陽気
183-182-115-106-169
逆鱗 地震 剣舞 封じor炎牙
ガルーラに崩し能力が無いため剣舞型で採用。崩しメインではあるが襷スカーフを持たせない際の行動保証を意識して最速。ナットハッサムカグヤの処理ルートを増やす炎牙か岩封は選択。クレセドランの並び、リザ絡みはガブリアスで上手く崩す。
ミミッキュ@妖Z 意地
159-156-104-125-116
じゃれつく シャドクロ 呪い トリル
クレセが不利対面を取った際に1度は確実に繰り出せるミミッキュ。耐久は1舞メガギャラの滝登り耐え。トリルは雨パ追い風竜舞加速等の速度依存の構築に対し、呪いはバトンゴーリに対し切り返す。
ウルガモス@草Z 控えめ
161-86-204-126-152
炎舞 ギガドレ めざ氷 蝶舞
積みによる崩しを狙う際に選出するZ枠。マンダ+鋼+水のような構築やカグヤナット入り、舞って抜けそうな構築に対し選出する。レヒレやアシレーヌでウルガのケアをしてくる相手には楽に勝てる。
ボルトロス@残飯 穏やか
177-99-146-143-131
守る 毒 身がわり 放電
ガルクレセと相性の良い毒ボルト。構築の最後に入ってきた枠であり構築全体で重めな相手のスイクンを牽制する役目も持つ。環境が特殊寄りであり物理ポケモンはクレセで止めれるためHDベース。
基本選出 ガルクレセ+Z枠
全てはこの選出で対応できる
第2選出 ガルクレセボルト
ボルトロスの通りが良い相手に
クレセの対応力の高さで相手のプレイングに依存することなく、比較的安定行動で勝つことができた。パーティ全体を高数値ポケモンで固めることができ、数値の低いミミッキュは特性でカバーできている。現状安定したパーティを作るなら数値の高いポケモンで固める重要性を感じた。
【SM シーズン1】信用可能ルカリオスタン【最高2131】
CR7です。久しぶりのブログ更新となります。
サンムーンシーズン1で使用した構築紹介になります。
構築の並びはこちら。
《構築経緯》
これまで6世代のORAS環境においていくつかのルカリオ入りの構築を模索してきたが、ルカリオ自体の選出率は決して高くなかった。そのためサンムーンシーズン1の環境では自身の最も好きなポケモンであるルカリオを基本選出に組み込めるような構築を組むことを目指した。
《個別紹介》
特性:正義の心→適応力
性格:無邪気
努力値:H124A108B52C20S204
実数値:161-179-115-163-81-173
技構成:インファイト/バレットパンチ/ラスターカノン/真空波
・A+2 156じゃれつく最高乱数以外耐え
・156ゴーストZ+影打ち高乱耐え
・197捨て身高乱耐え
・146フィールド化10万ボルト最高乱数以外耐え
・無振りカプコケコ ラスカノ+バレットで確定
・145-136カプテテフ ラスカノ確定1発
・171-110メガボーマンダ ラスカノ確定2発
・準速メガボーマンダ抜き
ルカリオを選出して勝ちたいという欲が生み出した信用可能型ルカリオ。ルカリオを構築に組む上で今期は鋼技+格闘と通りが非常に良いため、ラスターカノンの採用を決めた。特殊格闘技は威力不足や命中不安定のため格闘技にはインファイトを採用。当初は無邪気ASベースで使用していたが火力オーバーになりがちなことが多く、居座りと引っ込みの選択肢が出来るこの配分に落ち着いた。剣舞+地震のルカリオが大半だったためギルガルドでルカリオをケアする動きが非常に少なかったことも後押しとなった。この構築はメガギャラドスを多く選出されるため竜舞をしたメガギャラドスを止めれる真空波を採用した。ルカリオの選出率だけを考えるのであれば真空波を地震に変更するべきだがルカリオミラーでは相手にインファイトさえ打たしてしまえば真空波で縛ることが可能であったり、SとBの上がったオニゴーリに打つなど使用することは意外と多かった。持ち物により処理方法が大きく変わるミミッキュに対してフェアリーZ以外ならば対面で勝つことが可能。構築経緯通りほとんどの試合で選出することができ満足している。ガルルカ対面はテテフ引きのラスターカノン、マンムールカ対面はマンダ引きのラスターカノンを打つことで一気に崩すことが可能だった。選出率2位。
ジバコイル@突撃チョッキ
特性:磁力
性格:控えめ
努力値:H204C252S52
実数値:171-X-135-200-110-86
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/めざめるパワー地/ボルトチェンジ
ルカリオを選出する上で相手の拘りスカーフを所持したカプテテフが非常に厄介であるため安定した引き先になれるジバコイルを採用。この枠には本来テッカグヤが最も安定した枠になるがテッカグヤが7世代で最も嫌いなポケモンであるという理由から採用をやめた。宿り木守るのような戦い方よりも自身は攻撃して勝つことが好きなため、この選択は正解だったと思う。Sラインに関しては遅いテッカグヤか速いテッカグヤの2択のため、この付近で特に問題無かった。カプテテフに対するラスターカノンの乱数が変わるためCは振り切り。選出率3位。
ガブリアス@拘りスカーフ
特性:鮫肌
性格:陽気
努力値:A252D4S252
実数値:183-182-115-X-106-169
技構成:逆鱗/地震/炎牙/岩石封じ
電気無効枠としてガブリアスを採用。催眠デンジュモクやテクスチャーポリゴンZに展開されると一気に崩されるため、展開された後でも上から縛れる拘りスカーフ。臆病ポリゴンZや臆病拘りスカーフカプテテフを意識しての最速で採用。選出率4位。
ゲンガー@ゲンガナイト
特性:呪われボディ→影踏み
性格:臆病
努力値:B4C252S252
実数値:135-101-222-115-200
技構成:シャドーボール/ヘドロ爆弾/めざめるパワー氷/催眠術
2メガ枠としてゲンガーを採用。この構築は相手の竜Zガブリアスに崩されることが多いため、竜Zを打った後のガブリアスを上から倒しきれるCSめざ氷型で採用した。また、序盤からの不意のZ技により失ったアドバンテージは取り返すことが非常に困難であり、そのままズルズル負けることが多かったため確率絡みではあるがアドバンテージを取り返せるように催眠術を採用。催眠術同様にゲンガーミラーでの同速やカプコケコとの同速など運に左右されるポケモンであり安定感に欠けていたため、構築をいじるとすればここの枠だった。相手のカプレヒレを誘う構築のためレヒレがいれば選出していた。Z枠が余っているため、Z技を持ったポケモンに変更を考えたがいいアイデアが最後まで出なかった。選出率6位。
ミミッキュ@気合の襷
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
努力値:H4A252S252
実数値:131-156-100-X-125-148
技構成:じゃれつく/シャドークロー/剣舞/影打ち
構築のストッパー枠として採用。化けの皮+気合の襷による行動保証が強く、化けの皮により強引に1回はサイクルに参加させることができる。対雨パやギルガルド絡みの構築によく選出していた。選出率5位。
ギャラドス@拘り鉢巻
特性:威嚇
性格:意地っ張り
努力値:H212A204B92
実数値:197-188-111-X-120-101
A+1 182逆鱗確定2発
構築の最後の枠に浮いたポケモンとしてギャラドスを採用。相手のマンムーが非常に重くマンムーに強いポケモンを探していたところメガ進化をしないギャラドスに注目した。高火力水技の通りが非常に良く、この構築は初手にマンムーを高確率で誘うためそこに合わせてギャラドスを出すことが多く相手の引っ込みに合わせて滝登り、ストーンエッジ、地震から選択することで序盤から大きなダメージソースを与え有利な展開を取ることが多くできた。構築の最後に入ってきたポケモンとは思えないほどの活躍でほとんどの試合に選出していた。ただガブリアスに対して後出しをすると交代際の剣舞+竜Zで倒されることがいくつかあったため、ジバコイルであえてガブリアスに居座るという辛い選択肢を取る必要が何度かあった。それを差し引いても非常に信頼を置いていたポケモンである。初手に出すことにより相手にメガ進化を警戒させる動きができたことも高評価。選出率1位。
《基本選出》
レヒレやアシレーヌがいればゲンガー
雨パや通りが良ければミミッキュ
《最後に》
おそらく今期のルカリオ入りの構築は相手にカプテテフやボーマンダが入れば選出を控えることが多かったと思うが、自身は構築経緯であるルカリオを基本選出に組み込んだことにより、どのような構築に対してもルカリオを選出することができた。結果は良かったとは言えないがサンムーン最初のシーズンでルカリオと共に最後まで戦い抜くことができ非常に満足している。ルカリオはASやCSに振り切るイメージが強いが、前回の記事にある意地っ張りのオセロルカリオであったり、今回の信用可能型ルカリオであったりとまだまだ型の開拓は可能であると思っている。シーズン2に関してはシーズン1のように構築に拘らずに結果を重視した構築を組んでいきたい。
最高2131 最終2076 Twitter id:CR7_xxxx