正統派メガミミロップ軸
あることがキッカケでメガミミロップについて気になっていて考えていた構築案です。
メガミミロップの特徴といえば高速格闘ポケモンで、似たタイプにバシャーモがいます。バシャーモとしっかり差別化をしなければミミロップを使用する意味がないですね。
特性:じゅうなん→肝っ玉
性格:陽気
努力値:H20A228B4D4S252
実数値:143-185-115-X-117-205(メガ後)
技構成:猫騙し、恩返し、飛び膝蹴り、毒毒
H:16n-1
HB:A182ガブの逆鱗+サメ肌1回確定耐え
このパーティの主人公。環境に最も多いメガ枠であるガルーラとゲンガーに対面から強く、素早さも高いため、相手のポケモン全体が削れていれば終盤の抜きエースにもなれる。技構成は色々考えることがあったが基本的にはストッパー能力+安心してメガ進化して素早さを上げれる猫騙し、ゲンガーに対面から勝てる恩返し、ガルーラに対面から勝てる飛び膝蹴り、ラスト1枠に高耐久ポケモンに刺さる毒毒で個人的には完結した。ミミロップというポケモンは現環境において採用されている物理受けを崩せるほどの火力がないため、初手ガルーラorゲンガーとの対面になった場合に相手は安定してクレセリアやカバルドンを後投げすることができる。そこに最も刺さる毒毒を採用することでミミロップが受からないサイクルを作ることができると考えました。毒毒はミミロップとの基本選出の一角を担うギルガルドとの相性も良い。他に候補技があるとすれば、瞑想スイクンを流せるアンコールが最も有力的で、その下に身代わりや電光石火、れいとうパンチが採用される感じですが今回は採用を見送りました。ミミロップは簡単に受け切れる火力のため、個人的には相手が物理受けに交換するのを読んだときに刺さる毒毒を推奨したい。
努力値はAS極振りでも問題ないが、A極振りするかしないかでダメージが変わってくるのがHSメガゲンに対する猫+恩返しの乱数、H252ギルガルドに対する飛び膝蹴りの乱数であり、どちらも乱数の幅がほとんど気にならなかったので、それ以上に接触ダメを気にして少しHに振ったのと私は端数4振り大好きマンなのでBDに4ずつ振りました。
具体的には167-170ギルガルドに対する飛び膝蹴りが87.6%→81.2%の乱数1発に変わる程度の幅です。バシャーモとの差別化は猫騙しによるストッパー性能や初速の速さですが、メガ進化枠を消費しなくても戦えるバシャーモにはどうしても一歩劣る印象です。それでもミミロップは上手く扱えばいい活躍をしてくれると思います。初速が速いのでバシャーモと違って守るとの択を生む必要がないのがいい。
ギルガルド@食べ残し
特性:バトルスイッチ
性格:控えめ
努力値:H204C76D12S212
実数値:161-49-170-80-172-107
技構成:シャドーボール、毒毒、身代わり、キングシールド
H:16n+1
S:S4振りクレセリア抜き
ミミロップと相性が良い毒守ギルガルド。前述したようにミミロップではクレセリアに勝てないためミミロップと基本選出し、相手の物理受けを崩してもらう役目。相手のガルーラには後手を取るが、ガルクレセに対しても選出していくため、しっかりと裏を読んだ行動をする必要があるので安易にクレセリアにシャドーボールを打ってガルーラを無償降臨させてはならない。強い相手には一方的に強いポケモンだが、その反面腐りやすいポケモンでもあるので慣れるまで対戦数をこなすしかありません。A0個体値なら身代わりが相手のイカサマを耐えるのでA0まで粘る必要があります。
ガブリアス@拘り鉢巻
特性:サメ肌
性格:陽気
努力値:A252B4S252
実数値:H183-182-116-X-105-169
基本選出のラスト1枠にガブリアス。ギルガルドがガルーラと対面した場合の引き先になるポケモンであり、鉢巻を持たせることで崩し要員になることもできる。性格は意地っ張りではなく、ガルーラ対面で行動回数を確保できたりミラーを意識して最速。技構成は逆鱗、地震、エッジは確定とし、最後に相手の毒守ボルトロスといったハメ性能の高いポケモンを潜り抜けれるダブルチョップ。パーティの電気の一貫を切る役割もあるので、このパーティにおけるガブリアスの役目は非常に多い。
ロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:図太い
努力値:H244B192C68S4
実数値:156-X-166-134-126-107
技構成:ハイドロポンプ、鬼火、めざめるパワー氷、ボルトチェンジ
HB:A200ガブリアスの逆鱗をオボン込み確定2耐え
基本選出の3体ではミミロップが誘うファイアローやボーマンダに対して後手を取るのでB方面を厚くした水ロトム。ミミロップ対面で竜舞されたボーマンダを止めたり、ガブリアスに対面から勝てるめざめるパワー氷を持たせました。オボンの実を持たせることで対面からならガルーラに対して鬼火を打てる余裕もあります。対面厨パが相手の場合、ミミロップを倒せるようにスカーフガブリアスを選出されるので、対面厨パにはギルガルドではなくロトムを出していきます。努力値に関してはHB方面を最低限確保し、残りは腐りにくいC方面に振りました。パーティの潤滑油的ポジションなのでボルトチェンジからミミロップやガブリアスを繰り出すことで有利展開を狙っていきたい。
ここまでの4体でほとんどの構築を相手にできると考えていて、残り2枠がハッキリと決まりませんでした。特殊方面と打ち合え、クレセドランを崩せることからミミロップを出せないときの2メガ枠としてメガサーナイトあたりがいいと思ってます。
実機で試す余裕が無かったので実際のところは辛いポケモンがたくさん居ると思いますが、メガミミロップに少しでも興味持ってもらえたら是非試してみて下さい。