S10最終2113 対面+サイクル+崩し

CR7です。今シーズンはW杯と被っていたせいか通常時より対戦人数が少なめな印象でしたが、その中でも私は自信のある構築を組めたことから、比較的勝つことが出来ましたので構築紹介をします。


f:id:xxCR7xx:20180710020731p:plain


【コンセプト】 対面+サイクル+崩し

まずシーズン9で使用したf:id:xxCR7xx:20180710012555p:plainf:id:xxCR7xx:20180710012614p:plainf:id:xxCR7xx:20180710012640p:plainが対面+崩しを行うことが出来て好感触だったため構築の軸に出来ると考えました。上記3体では個体数が多く、軸にされやすい相手のf:id:xxCR7xx:20180710012906p:plainf:id:xxCR7xx:20180710012939p:plainf:id:xxCR7xx:20180710013012p:plain等に有利な盤面を作られると不利になるため後出しできるサイクル要員としてf:id:xxCR7xx:20180710013113p:plain@ゴツメを採用。f:id:xxCR7xx:20180710013212p:plainf:id:xxCR7xx:20180710013247p:plainを始めとした水タイプを非常によく誘うため多くの水タイプに対して一度は後出しができるサイクル要員としてf:id:xxCR7xx:20180710013358p:plain@スカーフを耐久ベースで採用。最後に軸にしたボルトロスミミッキュでは受けループなどのサイクルメインに対してPP負けするため2枚目のメガ枠として大きな崩しが出来るf:id:xxCR7xx:20180710013602p:plainを採用して構築が完成となります。パッと見ではカバリザテテフの並びに見えますがリザードンは構築の最後に入ってきた駒のため上記の理由からYではなくXとなっています。それでは個別紹介へどうぞ。



f:id:xxCR7xx:20180710014048g:plain

ミミッキュ@霊Z 陽気

131-142-100-X-125-162

シャドークロー/身代わり/呪い/痛み分け

本構築の鍵。化けの皮+Z技により特定のポケモンを除いて必ず仕事が出来る点を高評価。技構成、努力値配分共に完成されていると思っている。化けの皮とZ技の存在により対面性能と崩し性能は申し分ない。痛み分け→影打ちに変更することでタイマン性能が上がるが、本構築では崩し要員のため痛み分けは必須であった。意地っ張りメタグロスが増えているため、怯みに怯えることなく上から霊Zを打てるシーンが多く見受けられた。


f:id:xxCR7xx:20180710074601p:plain

ガルーラ@ガルーラナイト 意地っ張り

207-194-121-X-123-123

猫騙し/不意打ち/八つ当たり/炎のパンチ

準速キノガッサ抜き

1枚目の軸のメガ枠。ミミッキュの呪いやボルトロスの毒との相性が良い猫騙し+不意打ち型。ミミッキュの化けの皮を早々に捨てるためストッパー性能を高めることと、対面からZ持ちと打ち合えるように耐久ベース。ミミッキュの呪い、ボルトロスの毒、猫と不意と噛み合わせることにより、捨て身ではなく八つ当たりで十分な攻撃指数が出せる。数値受けは崩すことが出来ないため裏に任せる必要がある。


f:id:xxCR7xx:20180710073024g:plain

ボルトロス@残飯 穏やか

177-X-106-145-137-131

放電/毒々/守る/身代わり

233フレアドライブ確定耐え

143ミミッキュZ確定耐え

211晴れ大文字確定耐え

毒による崩し要員。ミミッキュの呪いと悪戯心による先制身代わりの相性が良く、数的有利を取れば安定行動だけでゲームセット出来る。悪タイプとサイコフィールド化では毒が打てないため忘れないように注意。龍の舞をした相手のボーマンダストッパーでもある。配分に関してはカバルドンが誘う水タイプと打ち合えるHDベース。



f:id:xxCR7xx:20180710015630g:plain

カバルドン@ゴツゴツメット 腕白

215-132-187-X-86-67

欠伸/地震/怠ける/氷の牙

パーティの物理受け。特にカプテテフ が相手のメタグロスを誘うことと、最近は意地っ張りのメタグロスが増加しているためHB特化。氷の牙があるだけでランドロスボーマンダ入りに対して選出出来るかが大きく変わるため採用している。


f:id:xxCR7xx:20180710020047g:plain

カプ・テテフ@拘りスカーフ 控えめ

157-X-96-187-136-147

サイコキネシス/サイコショック/シャドーボール/ムーンフォース

161水Z+砂ダメ1回確定耐え

155カノンZ+砂ダメ1回高乱数耐え

相手の水タイプに強く出る駒として採用。控えめにして特攻値を削って耐久に回すことにより、本来の性能を下げることなく多少の後出し性能が増えた。龍の舞をしたギャラドスを抜くために素早さは削れない。カプテテフ がいるおかげでメガ枠を選出しなくてもパワー不足になることが少なく非常に強かった。キノガッサと欠伸カバルドン対策で寝言を採用していたが、メタグロスに打てるシャドーボールのほうが有効な場面が多かったので終盤に変更。ミミッキュで相手を削ったりリザードンで崩してからスカーフで抜く動きが強い。


f:id:xxCR7xx:20180710073056g:plain

リザードン@リザードナイトX 意地っ張り

153-200-131-X-106-152

フレアドライブ/逆鱗/ニトロチャージ/剣の舞

ドヒドイデナットレイヒードランを絡めたサイクルを崩すために剣の舞を持ったリザードンXを採用した。カプテテフ が鋼を誘うためテテフ+リザードンの並びがシンプルに強く、ミミッキュの呪いでニトロチャージの起点を作ってリザードンで崩し、最後にテテフで抜くorボルトロスで詰めるといった動きが強力だった。カバリザテテフの並びのリザードンはYが主流なため、相手の型読みミスを何度も誘うことが出来ることはリザードンだけの利点だと改めて感じた。


基本選出

ミミガルボルト

ミミリザテテフ

ミミリザボルト

ミミガルテテフ

ミミボルトテテフ

カバガル@1


【最後に】

ミミッキュはどんな型で使っても強い。特に7世代では6世代以上に構築の幅が広く、対戦回数を重ねればよく分からない構築に当たることも珍しくない。その中での初手ミミッキュは必ず仕事が出来る点で、どのポケモンよりも優秀であった。あらゆるポケモンを最低限削れるため安定してレートを伸ばす上で欠かせないポケモンであった。自分自身これほど楽に2100に乗せたのが初めてだったので、本構築の強さを感じた。2100に乗せて休憩してから睡魔に負けたため、もっと上を目指すには早い段階でレートを上げる必要があった。


f:id:xxCR7xx:20180710074315j:plain


f:id:xxCR7xx:20180710150620j:plain


ここから1勝して2113で終了。

S10最終2113 最終30位

TwitterID:CR7_xxxx