ルカリオ式対面構築ver2

CR7です。

USMシーズン1で使用した構築の紹介になります。


【コンセプト】

サイクルを回してくる構築及び積みによる崩しを行う構築が増加しているため、今回も対面+崩しをベースに構築を組んだ。


【構築紹介】

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ルカリオ@ルカリオナイト

145-197-106-X-90-180

インファイト/冷凍パンチ/神速/コメットパンチ


相棒枠として採用。対面性能も低く崩しも担えないコンセプトに反するポケモンではあるが個体数の多いポリクチミミガッサには強く出れる点が評価できる。先制技は炎+ギャラに強く打てる神速を採用。


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カプテテフ@拘り眼鏡

175-X-117-176-136-118

サイコキネシス/サイコショック/気合玉/ムーンフォース


本構築の軸で採用した数値の鬼。耐久に振ることにより対面性能の底上げ、眼鏡による崩しを担う。物理方面はクチートのじゃれつく、特殊方面はリザYの大文字まで確定で耐える。遅いミミッキュには皮有りでも対面で勝てる。メタグロス入りには出さないが、それ以外の鋼には出す。基本的にはテテフか後述のサザンから展開していく。


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メガゲンガー@ゲンガナイト

135-X-101-222-115-200

シャドーボール/へどろ爆弾/凍える風/道連れ


カプテテフの先制技無効と相性の良さがよく対面性能があるので採用。道連れにより出し負けても1体持っていける点は強い。ランドロスボーマンダが多いため凍える風。S操作はカプテテフとの相性にも優れる。特性影踏みによるサイクルカットは無類のサイクル崩し性能を誇る。


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ランドロス@ゴツゴツメット

196-157-154-X-100-111

地震/蜻蛉返り/岩石封じ/寝言

ミミッキュバシャーモに対して後出しして蜻蛉返りするだけ。キノガッサが重すぎたので気持ち程度の対策で寝言。襷ミミッキュメタグロスに対する少しの削りが重要なためゴツゴツメット


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ミミッキュ@ミミッキュZ

149-143-126-X-125-116

じゃれつく/影打ち/剣の舞/トリックルーム


コンセプトにある対面+崩しにおいてミミッキュより優れるポケモンはいないため採用。襷ランドロスギャラドスアーゴヨンが中盤以降繁殖していたため、ステロ+1舞滝登りを耐える配分。トリックルームは積みポケモンに対する切り返しだけでなくカプテテフとの相性も抜群に良く、体力僅かのカプテテフでも残す価値はある。


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サザンドラ@拘りスカーフ

167-X-110-194-111-150

流星群/蜻蛉返り/悪の波動/大地の力


こちらのメガ枠がスカーフテテフ+スカーフ地面を強く誘うため無効できるサザンドラランドロスでは電気タイプに後出しはできても勝つことは難しいためカプコケコにも後出しできるスカーフ+大地の力。ルカリオやテテフが誘うギルガルドに強い点も評価できる。繁殖していたゲッコウガには蜻蛉返り+先制技で処理を行う。


【まとめ】

自身の得意な構築の色だからといって対面に寄った構築を多く使用してきたが、対面構築は試合時間が短い=技を打つ回数が少ない=1手に求められる判断の是非が高いため難しい。サイクルは1-2回のプレイングミスはカバーできるため、そろそろ構築の思考を変えたほうがいいかもしれない。


Zフェスベスト16ルカリオ式対面構築ver1

CR7です。Zフェスにて使用した構築。殿堂入りしたのがオフ前日であり、ウルトラサンムーン での対戦経験が全くないまま当日を迎えた。パーティコンセプトとしては強い人が招待選手として呼ばれているため、慣れない環境でのサイクル戦では分が悪くなると思い対面+崩しを意識して構築を組んだ。


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ルカリオ@ルカリオナイト 陽気AS

インファイト/バレパン/ストーンエッジ/れいとうパンチ

ボーマンダorリザードンYの個体数が多いと予想し対面で突っ張るための技構成。というのは建前でどうやらコメパン個体がないだけらしい。


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リザードン@リザードンY 臆病CS

大文字/ニトチャ/ソラビ/めざ氷

交換先がないため炎技を連打できる大文字。S+1でスカーフテテフを抜いたり、ニトチャ無しでも上から攻撃できる範囲を増やせる最速。


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ギルガルド@気合の襷 おっとりCS

シャドーボール/影打ち/聖なる剣/めざ氷

対面性能を上げるための襷。このポケモンか後述のスイクンから展開していく。


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スイクン@突撃チョッキ 控えめCS

熱湯/凍える風/ミラーコート/絶対零度

ギルガルドで展開していけないドヒドイデ入り等のサイクルメインの構築に対し展開していく。1度しか選出してないし零度当たらなかったのが悲しい。


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ミミッキュ@ミミッキュZ 意地HAB

じゃれつく/影打ち/呪い/剣の舞

唯一の新作要素。呪いとミミッキュZにより、どんな相手も半分削れるため絶対選出する気持ちでいた。実際に全試合で選出した。


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ランドロス@ゴツメ 腕白HB

地震/蜻蛉返り/岩石封じ/ステルスロック

電気無効枠及び唯一のサイクル要員として採用した。ミミッキュに対し後出しして蜻蛉返りするだけ。一度しかそのムーヴをしてないにもかかわらずミミッキュに蜻蛉を身代わりでスカされて悲しい


結果

カミツルギブロック1位抜け

決勝トーナメント1回戦負け

ベスト16でポリ2ミミッキュリザYの選出に対してエッジルカリオ出して負けるの弱すぎました。


追記

CR7は最強トレーナーのおかげでコメパンリオルを手に入れた。久しぶりのオフでしたが楽しめたので絡んでくれた方ありがとうございました!


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SM Final 崩し特化サザングロスタン

SM最終シーズンお疲れ様でした。

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【コンセプト】

http://xxcr7xx.hatenadiary.jp/entry/2017/05/16/181156で使用したサザングロスの感触が良かったため、信用度の低いアシレーヌをレヒレに、ポリ2を絡めたサイクルやカミツルギに大きく崩されることが多かったためヒトムをバシャーモに変更し、数値が高く幅広い構築を相手にできることを目指した。


【個体紹介】

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メタグロス@メタグロスナイト 陽気

167-183-173-X-111-178

アイアンヘッド/地震/バレットパンチ/れいとうパンチ

216+1地震耐え

156霊Z高乱耐え

構築の軸として数値の高いメタグロスを採用。1撃で倒される場面がほとんど無いことと幅広い攻撃技+バレットパンチで縛れる相手の多さを評価している。余談だがこのポケモンは構築によってあらゆる技構成を考えれるため軸にするよりも2メガ枠として構築の穴を埋める採用も出来ることが強いと思っている。

例:草結び、岩石封じ、思念の頭突き等


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サザンドラ@拘り眼鏡 控えめ

167-X-110-194-111-150

悪の波動/流星群/火炎放射/大地の力

B<D

メタグロスが誘う受けを崩せる駒。具体例としてカバルドンギルガルドナットレイクレセリア、HBポリ2。メタグロスとの相性補完が非常に良いため上記のポケモンがいてもサザンドラのおかげでメタグロスの選出を躊躇無くすることが出来る。


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ランドロス@拘りスカーフ 陽気

165-197-110-X-100-157

地震/蜻蛉返り/岩石封じ/ステルスロック

電気タイプをタイプ受けする枠として採用。電気タイプは早いポケモンが多いため、ランドロスが削れても上から攻撃することが出来る拘りスカーフ。ポリゴンZに展開されても上から止めることが出来たり、繁殖していたゲッコウガには上からの蜻蛉返り+先制技で縛りにいくことが多かった。リザYがほとんど突っ張ってきたが、上からの岩石封じで無償で倒せる点が非常に強かった。


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バシャーモ@電気Z 意地っ張り

159-189-91-X-91-128

フレアドライブ/飛び膝蹴り/守る/雷パンチ

H16n-1

1加速で最速ゲッコウガ抜き

無タイプを絡めた構築を崩す枠。このポケモンは物理受けやボーマンダを誘いやすくしたり、初手に水Zゲッコウガを誘ったりと相手の選出が読みやすくなる性質を持っている。それら3種のポケモンには上記の3体で対応出来ており、選出を誘導するという意味でも強力なポケモンであった。バシャーモサザンドラが水妖タイプのポケモンを強く誘うため持ち物は電気Z。崩しに重きを置くならば剣の舞だが、バシャーモは守るを持たせることが非常に重要だと思っていることと他に抜ける技がないため断念。S3の原案では受けループにほとんど勝てなかったがバシャーモドヒドイデを雷パンチ+電気Zで倒せるため勝つことが出来るようになった。


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カプレヒレ@オボンの実 図太い

175-X-176-120-151-110

波乗り/ムーンフォース/挑発/自然の怒り

A+2 207地震オボン込み確定3発

同族意識のS

ここまで相手のバシャーモギャラドスに先に展開されたら止める術がないため耐久ベースのカプレヒレを採用。繁殖していたゲッコウガの殆どがレヒレに有効打が無いことが多いためゲッコウガには全て突っ張っていた。本構築では自然の怒りという技が非常に重要であり、相手の体力を半分削ればメタグロスサザンドラバシャーモの圏内にほとんどのポケモンを入れることが出来る。オボンを持っているのにHP175の理由はカバルドンに後出しすることが多く、砂の定数ダメージを受ける回数を考えると176より175のほうが1少なく済むため。


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ミミッキュ@妖精Z 意地っ張り

151-143-123-X-126-117

じゃれつく/影うち/呪い/剣の舞

233フレドラ最高乱数以外耐え

197捨て身上から乱数2つ切って耐え

化けの皮無しでミミロップの猫+恩返し耐え

耐久ベースのミミッキュ。化けの皮無しでも多くの技を耐えることが出来ることが非常に強い。バシャーモギャラドスに対してカプレヒレは受けの選出だがミミッキュは攻めの選出になる。バトンパやオニゴーリを咎めるために呪いを採用。どんな技構成でも強いため、7世代のスタンダードな構築を組む上で基本的にこのポケモンを採用しないことはあり得ないと思っている。


【最後に】

7世代の中でも最も自信のある構築が組めたと思っていたが、プレイヤーが弱すぎたため終盤に勝ちきれなかった。構築記事を書くか迷っていたが、この悔しさを忘れないためにもここに記す。新作でもよろしくお願いします。

S6最高2070くらい

Twitter:CR7_xxxx

S6 ルカリオ入り積みサイクル

【コンセプト】

積みサイクルを止めに来るのがミミッキュやスカーフを持ったポケモンであるならば、2体目+3体目の積みリレーにより技の一貫を切れば倒しやすいと感じ構築を組んだ。


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ルカリオ@ルカリオナイト 臆病CS252

145-X-109-192-91-180

気合玉/ラスターカノン/悪巧み/真空波

最も好きなポケモンとして採用。いきなりコンセプトから外れているが、表選出では倒せない低速高耐久絡みには滅法強い。受けループなどはこのポケモンで倒す。体感では9割気合玉を当ててくれた相棒。気合玉が当たれば強いポケモンのため使っていて久しぶりに強さを感じることが出来た。


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カバルドン@オボン 慎重HD252

215-132-139-X-136-67

地震/欠伸/吹き飛ばし/ステルスロック

起点作成ポケモンその1。カバルドンを1撃で落とせるポケモンが居ない場合とキノガッサが居ない構築には初手から入る。まだまだ強い。


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ミミッキュ@広角レンズ 陽気H244B12S252

161-110-102-X-125-162

鬼火/呪い/電磁波/じゃれつく

起点作成ポケモンその2。カプレヒレ、ゲッコウガアシレーヌキノガッサが居る構築にはこのポケモンから入る。広角レンズを持たせることにより電磁波とじゃれつくが命中99%で打てる。じゃれつく→挑発にすることも一考。


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ギャラドス@ギャラドスナイト 陽気AS252

171-207-119-X-150-146

滝登り/噛み砕く/挑発/竜の舞

メイン積みポケモンその1。コンセプトにあるミミッキュで止まらないメガ枠として採用。死に出しカバルドンの欠伸で展開を止められないように挑発持ち。後述のポリゴンZとの相性にも優れる。


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ポリゴンZ@無Z 図太い H4B252C60D4S188

161-X-134-163-96-134

10万ボルト/自己再生/テクスチャー/れいとうビーム

メイン積みポケモンその2。コンセプトにあるミミッキュで止まらないZ枠として採用。火力不足になりがちなため、ギャラドスから展開するかポリゴンZから展開するか盤面をよく見て繰り出す必要がある。図太いが活きる盤面が少なく控えめのほうが強いと感じた。ギャラドスが相手のボーマンダに打点がないため、対面からボーマンダを起点にできるのは強かった。


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ウルガモス@虫Z 臆病H52B12C212D4S228

167-X-87-212-126-163

炎舞/虫のさざめき/身がわり/蝶の舞

サブ積みポケモン。ほとんどの対戦でポリゴンZを選出するが、唯一マンムー入りには選出を渋るため裏の積みポケモンで採用。メイン積みポケモンでの処理に時間がかかるナットレイなどに睨みを効かせている。


選出

カバルドンorミミッキュ+メガ枠+Z枠

最も多いのがカバルドンギャラドスポリゴンZ

ポリゴンZを止めにくるスカーフ地面やスカーフテテフを裏のギャラドスで起点にしたり、ギャラドスを止めにくる数値受け、水妖勢に挑発を入れてポリゴンZで再展開する動きが強かった。

S6最高1970

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残り1ヶ月スタンパで頑張ります。


ポリグライ+スカーフ

CR7です。S4お疲れ様でした。


S4は序盤からレートを上げることが出来ていて調子は悪くなかったのですが、終盤に失速してしまったので構築の軸にしていたポケモンのみ簡潔に紹介しようと思います。


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ポリゴン2 @進化の奇跡 図太い アナライズ

H244B164D100

197アイアンヘッド3耐え

200PFサイキネ2耐え

イカサマ/放電/れいとうビーム/自己再生


技構成は毒々やトリックルームなどシーズンを通して色々試したが、対ギャラドスボーマンダへの性能を落とさないために切れる技が無かった。序盤はトレースで採用していたが、トレースが活きる場面よりもアナライズが活きる場面のほうが圧倒的に多い。終盤はアナライズへの変更に伴い対ギャラドスへの性能を上げるため、もう少しBに厚く配分していた。


グライオン@毒玉 慎重 ポイズンヒール

H212A156B4D132S4

145-106コケコ 地震で確定1発

地震/ギロチン/守る/羽休め

カプコケコやCSメガゲンガー地震をミリ耐えされることがあまりにも多かったためAに配分する慎重。ギルガルドの霊Zを耐えることが乱数になったがポリゴン2 を仲介することで安全に繰り出すことができる。霊Zギルガルドの減少もありグライオンで霊Zを受けることはシーズンを通して一度も無かった。技構成はナットレイテッカグヤといった毒の通らない鋼を倒せるハサミギロチン。ポリゴン2グライオンの並びで対応できる相手が非常に多く、受け2枚+抜きエースの並びが強力であった。


使っていたスカーフ枠として

カプテテフ@拘りスカーフ

ウツロイド@拘りスカーフ

が挙げられる。


カプテテフはサイコフィールドにより圧倒的に数値の面で強力なポケモンであり、カプテテフは動かすだけで強いポケモンであると認識しているためスカーフ枠としても最も強いのが個人的な意見。スカーフテテフは鋼の後出しを許し、そのケアが難しいとされていたが環境に存在する鋼ポケモンであるギルガルドメタグロステッカグヤナットレイヒードランジバコイル等々には全てポリゴン2グライオンの後出しで全対応できるため鋼がいても選出を歪められることがなかった。逆にテテフは相手の鋼タイプを半強制選出させるほどの力があるため相手の選出が読みやすくなった。ポリゴン2トリックルームを持たせ眼鏡とスカーフをコロコロ入れ替えながら使っていた。


ウツロイドはカプテテフと似て非なる性能を持つポケモンである。このポケモンも鋼タイプの後出しを容易に許すポケモンであるが、ポリグライを起点にしてくるリザードンウルガモスに後出しから強く出ることが可能である。スカーフ枠としての性能は一つ落ちるが特性ビーストブーストにより抜きエースとしては十分な働きを見せてくれた。


S4はサイクル環境であり終盤にかけてサイクルを咎める積みが流行っていたのは理解していたがポリゴン2グライオンの並びを捨てきれず、結果として思っていたようにレートを伸ばすことが出来なかった。環境の流れを読み取り柔軟に構築を変化させていく重要性を改めて感じた。


主に使っていた残りの3体

両刀メガボーマンダ

ミミッキュ@霊Z,妖Z

ギルガルド@残飯


TwitterID:CR7_xxxx

ルカリオ入り北陸予選ベスト16

CR7です。真皇杯北陸予選で使用した構築記事になります。ルカリオミトムの並びが多くの構築と打ち合えると思い構築を組みました。

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ルカリオ@ルカリオナイト 陽気 AS252

インファイト/地震/バレットパンチ/冷凍パンチ

耐久調整は行わずに瞬間火力を求めたためAS振り切り。地震ギルガルド引きが読める場面、冷凍パンチは増えてるグライオンやマンダ引きが読める場面に。ポリゴン2グライオンorギルガルド絡みの構築が多いと思い、それらを倒す技構成。ルカリオを使うために構築を組んだためルカリオの選出率を上げる地震は必須だった。NNはらだなおきのこのポケモンをスクリーンに映したかったが夢叶わず散った。

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ロトム@突撃チョッキ 控えめH220C196D4S84

197捨て身2耐え C11n

耐久ベースのランドやグライを抜けるS実値117

放電/ボルチェン/めざ氷/ドロポン

アシレーヌやカプレヒレ入りにカバルドンを出した際の引き先として採用。増えてるHDベースのグライやランドロスを抜けるまでSに振った。リザやコケコが初手の地面ポケモンを誘うため初手出しがよく刺さった。

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カバルドン@ゴツゴツメット 腕白HB

地震/欠伸/守る/怠ける

ミミッキュを始めとした物理ポケモンを受けきるためHB振り切り。リザやガルドで11を取る場面が多くなると想定し、詰めやすい守るを採用したが、扱いが難しく身がわりを持ったボーマンダが重くなってしまったため他の技のほうが良かった。

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リザードン@リザードナイトY 控えめ

配分はこちら

http://shinyapoke.hatenablog.com/entry/2017/05/22/200443

オバヒ/めざ氷/ソラビ/ニトチャ

初手に出して多くのポケモンと打ち合えるHBベース。オバヒを連打しないといけない場面が多く、ニトチャよりも安定した打点になる放射が欲しい場面が多かった。4試合に選出したが1日で3回オバヒを外すほど連打した。

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ギルガルド@霊Z 意地っぱりH140A124S244

200フィールドサイキネ3耐え

197地震最高乱数以外耐え

霊Z+影打ちでガブ高乱

剣舞/影打ち/シャドクロ/聖なる剣

テテフを受けつつ切り返せる霊Z。クレセドランや誘うナット入りをメガ以外で崩すS振り聖剣。ヘラクレセドラン等の崩し、受けループ、増えつつあるロトム系統の崩しを意識したが、S振りが活きる場面が少なく、聖なる剣は一度も使わなかった。キングシールドが欲しい場面が非常に多かったが、上記の構築に対応するために役割を待たせすぎて中途半端なギルガルドになってしまった。

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カプコケコ@拘りスカーフ 陽気H28A252S228

ワイルドボルト/ボルチェン/蜻蛉返り/ブレイブバード

竜舞2回した最速ギャラドス抜き

ここまであまりにも受け思考が強く、キノガッサや催眠術を持ったゲンガーが辛いためフィールドを張って対応できるコケコを採用。ロトムがいることやCSメガゲンガー、舞ったギャラドスウルガモスを処理するため試験的に物理で採用した。試運転の際は上記のポケモンがいれば活躍したが、オフでは1度もキノガッサギャラドスウルガモス入りに当たらなかったため選出は1度だけだった。ガブリアス入りにこのポケモンを出すとカバの欠伸が入らず、剣舞で一気に崩されるため要注意。

5/27真皇杯北陸予選で使用

予選4-2 1位通過

決勝トーナメント1回戦落ち

ベスト16

快くコケコとリザードンの個体を貸してくれたぱやぱや君とぴか様ありがとうございました。

久しぶりのオフでしたが、たくさんの方と話すことが出来て楽しかったのでまた機会があれば参加したいと思います。

S3 正統派メガメタグロスタン 最高最終2115

CR7です。S3お疲れ様でした。

S3で使用した構築の紹介になります。

使用した並びが以下の通り。

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【コンセプト】

メガ進化ポケモンとして最も種族値が高い一体であり、環境にいるフェアリータイプの多くに有利を取れるメタグロスから構築をスタート。Z技は等倍で受けきることが困難なため、数値受けではなくパーティ全体でのタイプ相性による受けを採用した。自身が攻めきって勝つ構築を得意の色としているため、上から攻撃することで追加効果に期待できるメタグロスサザンドラでの崩しを基本とし、運負けよりも運勝ちを引き寄せれるように組んだ。

環境が多様化しているため、地雷要素を採用せずシンプルで強い構築を目指した。

【個体紹介】

メタグロス@メガ石 クリアボディ→硬い爪 陽気

159(28)-197(252)-151(4)-X-131(4)-173(220)

アイアンヘッド/冷凍パンチ/雷パンチ/バレットパンチ

H16n-1

準速メガボーマンダ抜き

サザンドラ@拘り眼鏡 浮遊 控えめ

167-X-110-194(252)-111(4)-150(252)

流星群/悪の波動/火炎放射/大地の力

B<D

ランドロス@拘りスカーフ 威嚇 陽気

165(4)-197(252)-110-X-100-157(252)

地震/蜻蛉返り/岩石封じ/ステルスロック

アシレーヌ@アシレーヌZ 激流 控えめ

183(220)-84-98(20)-192(228)-139(20)-83(20)

泡沫のアリア/ムーンフォース/アクアジェット/滅びの歌

197捨て身タックル高乱耐え

222ヘドロ爆弾高乱耐え

4振りバンギラス抜き

ミミッキュ@気合の襷 化けの皮 意地っ張り

131(4)-156(252)-100-X-125-148(252)

じゃれつく シャドークロー 影打ち トリックルーム

ヒートロトム@炎Z 浮遊 控えめ

153(220)-X-127-172(252)-128(4)-110(28)

オーバーヒート/毒毒/めざめるパワー氷/ボルトチェンジ

B<D

一般的なカプレヒレ抜き

※王冠未使用、DL対策優先のため努力値4余り

【個別解説】

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コンセプトにある最も数値の高いメガ進化枠として構築の軸で採用。上から攻撃することで怯みの追加効果に期待できるアイアンヘッドが非常に強力であり、積極的に攻撃の試行回数を増やすことを意識した。このポケモンカバルドンナットレイギルガルドといったポケモンで比較的容易に受け切ることが出来るという認識がプレイヤーに蔓延していることを逆に活かし、序盤から中盤にかけての有利対面は積極的にサザンドラへの釣り交換を行った。

地震を打つ相手は立ち回りでカバーできるが雷パンチが無いと困る場面が多いため雷パンチを採用。具体的にはブルルドヒドイデへの崩しなどが例に上がる。このポケモンはBDが非常に高いため、少しでもHに振ることに意味があると思い、ミラー意識の地震を切ったことに伴って少しHに振ったが、配分に関してはSに振り切ったほうが良いと感じた。期待していたほど運勝ちを引き寄せることが出来なかったのは残念だった。

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メタグロスが前述した受けポケモンを誘うため拘り眼鏡を持ったサザンドラを採用した。環境にフェアリータイプが多いが、カプコケコ程度ならば悪の波動2発で倒せるため気にならなかった。このポケモンメタグロスとは違い、コンセプトにある上からの攻撃回数を増やすことにより怯みによる運勝ちを引き寄せることができた。2100に乗った試合では流星群で3体倒してくれる素晴らしい活躍だった。

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蜻蛉返りにより強気にサイクルを回すことが可能であり、タイプ相性や数値の高さからランドロスを採用した。地面タイプを電気受けとするならば、地面タイプが削れた場面でも電気タイプの上から攻撃できることが重要であると考えるため拘りスカーフを持たせた。

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ここまで相手のバシャーモが非常に重く、当初は数値が高くフィールドのアドバンテージを相手に一方的に取らせないカプレヒレを採用していたが、コンセプトにある攻撃して勝つというムーヴに合わなかったため、強力な崩しを行えるアシレーヌを採用した。対面から多くのポケモンに11以上が見込める点は優秀だが、最終日2日前から使いだしたため不慣れな部分が多く、特にレート2000帯の相手はしっかりと初手アシレーヌの動きを警戒してくるため上手く扱いきることが難しかった。バトンタッチを用いたギミック系統の構築やオニゴーリが一定数いたため、それらを咎めるために滅びの歌を採用した。

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タイプ受けをしにくい構築相手やストッパー枠としてミミッキュを採用した。こちらが拘りアイテムを所持したポケモンを2体採用しているため、起点にされた際に切り返せるトリックルームトリックルームアシレーヌとの相性にも優れ、体力僅かのアシレーヌも簡単に切らずに大切に扱う動きを心掛けていた。タイプ相性では受け切れない高火力も特性+気合の襷によりカバーできる点が強かった。

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個人的にS3最強のポケモン。パーティ内での相性補完に優れながら環境上位に多くいたカバリザY、コケコランドグロス、マンダナットレヒレといった構築を1体で崩しにいくことが可能である。コンセプトにマッチする攻め切って勝てるポケモンでありながら、炎Zを持たせることで対面性能がグッと上がり腐る場面が全く無かった。炎ZはH振りカバルドン程度ならば高乱数で倒せるほどの指数を出せる。毒毒は構築単位で重いカビゴンポリゴン2への処理ルートとして重宝し、受けループへの崩しにも使うことが出来た。今後もっと増えてもいいポテンシャルを感じたポケモンである。

基本選出

相手の構築に合わせて柔軟に対応するため特に無し。選出の偏りも無く満遍なく選出していた。ただ素早さの早いメタグロスランドロスを出さないと勝ち筋の計算がしにくいため、どちらかは選出することが多かった。

重い構築

受けループ

3回に1回勝てればいいくらい勝てません。逆に言えば受けループ以外の全ての構築には勝てると思っています。

重いポケモン

カビゴン

ポリゴン2とは違い、木の実+欠伸があるため怯みでの突破が難しく毒や滅びを絡めないと突破が難しい。9割方選出される。

カミツルギ

上を取れるのがランドロスしかおらず、タイプ相性では受け切れない。メタグロスは最速で採用するべきだった。

【最後に】

Special thanks

多数の個体を貸してくれたハオちゃん ありがとう

S3使用ロム しんじ

最高最終2115 最終31位

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追加

本構築を用いてライバロリ氏主催の7000人規模の第1回バロラーカップ10戦全勝して6位でした。

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