SM Final 崩し特化サザングロスタン
SM最終シーズンお疲れ様でした。
【コンセプト】
http://xxcr7xx.hatenadiary.jp/entry/2017/05/16/181156で使用したサザングロスの感触が良かったため、信用度の低いアシレーヌをレヒレに、ポリ2を絡めたサイクルやカミツルギに大きく崩されることが多かったためヒトムをバシャーモに変更し、数値が高く幅広い構築を相手にできることを目指した。
【個体紹介】
167-183-173-X-111-178
216+1地震耐え
156霊Z高乱耐え
構築の軸として数値の高いメタグロスを採用。1撃で倒される場面がほとんど無いことと幅広い攻撃技+バレットパンチで縛れる相手の多さを評価している。余談だがこのポケモンは構築によってあらゆる技構成を考えれるため軸にするよりも2メガ枠として構築の穴を埋める採用も出来ることが強いと思っている。
例:草結び、岩石封じ、思念の頭突き等
サザンドラ@拘り眼鏡 控えめ
167-X-110-194-111-150
悪の波動/流星群/火炎放射/大地の力
B<D
メタグロスが誘う受けを崩せる駒。具体例としてカバルドン、ギルガルド、ナットレイ、クレセリア、HBポリ2。メタグロスとの相性補完が非常に良いため上記のポケモンがいてもサザンドラのおかげでメタグロスの選出を躊躇無くすることが出来る。
ランドロス@拘りスカーフ 陽気
165-197-110-X-100-157
電気タイプをタイプ受けする枠として採用。電気タイプは早いポケモンが多いため、ランドロスが削れても上から攻撃することが出来る拘りスカーフ。ポリゴンZに展開されても上から止めることが出来たり、繁殖していたゲッコウガには上からの蜻蛉返り+先制技で縛りにいくことが多かった。リザYがほとんど突っ張ってきたが、上からの岩石封じで無償で倒せる点が非常に強かった。
バシャーモ@電気Z 意地っ張り
159-189-91-X-91-128
フレアドライブ/飛び膝蹴り/守る/雷パンチ
H16n-1
1加速で最速ゲッコウガ抜き
無タイプを絡めた構築を崩す枠。このポケモンは物理受けやボーマンダを誘いやすくしたり、初手に水Zゲッコウガを誘ったりと相手の選出が読みやすくなる性質を持っている。それら3種のポケモンには上記の3体で対応出来ており、選出を誘導するという意味でも強力なポケモンであった。バシャーモやサザンドラが水妖タイプのポケモンを強く誘うため持ち物は電気Z。崩しに重きを置くならば剣の舞だが、バシャーモは守るを持たせることが非常に重要だと思っていることと他に抜ける技がないため断念。S3の原案では受けループにほとんど勝てなかったがバシャーモでドヒドイデを雷パンチ+電気Zで倒せるため勝つことが出来るようになった。
カプレヒレ@オボンの実 図太い
175-X-176-120-151-110
波乗り/ムーンフォース/挑発/自然の怒り
A+2 207地震オボン込み確定3発
同族意識のS
ここまで相手のバシャーモやギャラドスに先に展開されたら止める術がないため耐久ベースのカプレヒレを採用。繁殖していたゲッコウガの殆どがレヒレに有効打が無いことが多いためゲッコウガには全て突っ張っていた。本構築では自然の怒りという技が非常に重要であり、相手の体力を半分削ればメタグロス、サザンドラ、バシャーモの圏内にほとんどのポケモンを入れることが出来る。オボンを持っているのにHP175の理由はカバルドンに後出しすることが多く、砂の定数ダメージを受ける回数を考えると176より175のほうが1少なく済むため。
ミミッキュ@妖精Z 意地っ張り
151-143-123-X-126-117
じゃれつく/影うち/呪い/剣の舞
233フレドラ最高乱数以外耐え
197捨て身上から乱数2つ切って耐え
化けの皮無しでミミロップの猫+恩返し耐え
耐久ベースのミミッキュ。化けの皮無しでも多くの技を耐えることが出来ることが非常に強い。バシャーモやギャラドスに対してカプレヒレは受けの選出だがミミッキュは攻めの選出になる。バトンパやオニゴーリを咎めるために呪いを採用。どんな技構成でも強いため、7世代のスタンダードな構築を組む上で基本的にこのポケモンを採用しないことはあり得ないと思っている。
【最後に】
7世代の中でも最も自信のある構築が組めたと思っていたが、プレイヤーが弱すぎたため終盤に勝ちきれなかった。構築記事を書くか迷っていたが、この悔しさを忘れないためにもここに記す。新作でもよろしくお願いします。
S6最高2070くらい
Twitter:CR7_xxxx